迷いの窓号外
メル友のブログ紹介
2005.12.18
  このコラムでも何度かご登場いただいているベルギーの方から先日メールが届いた。
件名は“首実験?”そのタイトルを見ただけで私はすべてを察した。
最新の『窓』をご笑覧下さった事、そして自分のとんでもない変換間違いを恥じ入ることになった。賢い読者にはすでにお気付きであろうが、正しくは「首実検」。
残忍かつ猟奇的事件の多い昨今のこと、謹んでお詫びし訂正させていただく。
もちろんメールの文面には一言も触れられていないのだ。
そのさりげなさは世界を舞台に「言語」を通して人々の心に橋をかけ、日夜国際交流に貢献されている通訳や翻訳というお仕事柄であろうか?敬服の一語だ!

  さて、そんな素晴らしいメル友が発信されているブログにようやくたどり着くことができた。今年の3月頃から始めれたことはメールにしたためられていたが、存在場所は秘されたままだった。
何度かキーワードで検索を試みてもみたが、もしかしたらそれは日本語ではなく、公用語のフランス語やオランダ語、もしくはドイツ語かもしれないと諦めていたのだった。
最近になってようやくヒントをいただき、晴れて入室許可?という訳で嬉しくなってしまった。
「覚悟して?・・・」というお言葉であったが、訪問する度にまるで“不思議の国のアリス”になったかのごとくのわくわく感がある。

  そのブログの中で先日『窓』で引用したS・ウルマンの『YOUTH』の一節を彼女が訳されているので、ここでご紹介させていただく。

「青春とは、人生におけるある期間を指すのではなく、心の様相をいう。それは頬や唇の赤い色から連想するものでもなければ、ひきしまった肉体が暗示するものでもない。強い意志、たくましい想像力、感動できる心、これらが重なりあったものをいう。青春とは、ふつふつと湧き出てくる生命の息吹、エネルギーを指すのである。」

  大阪高級葬儀社の『独り言』ならびにHPにリンクされる縁に結ばれた皆様方のHPやブログと同様に、また一つ日課として訪問するお気に入りブログが増えたことになる。
ページタイトルは『オニオン』。
私は禁断のたまねぎの皮を一枚めくってしまったような気がした。
初夏には鰊のスライスと一緒に食し、冬はじっくり煮込んで極上のオニオンスープにしていただくもよし、たまねぎは目立たないながらも食を豊かにし、命の根を育んでくれる。
めくってもめくっても尽きることのない「心の根菜」のような素敵なブログをご訪問の上は、大阪人気質の歯触りと欧州の歴史を噛みしめるように哲学というエッセンスの効いた文化の香りや食感を堪能しながら、たっぷりと栄養補給されたい!

http://plaza.rakuten.co.jp/oignon/diary/
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